黒酢の効果・効能で血圧も安定

黒酢の代表的な効果・効能としては、血圧安定作用・血液サラサラ効果・抗酸化作用・疲労回復・大腸ガン予防・ダイエット効果・美肌効果などが挙げられることが多いようです。

黒酢には9種類ある必須アミノ酸のうち8種類のアミノ酸が含まれているといわれており、いろんな効果効能もそれらの必須アミノ酸の効果効能を指すことが多いようです。

こんなことを書くのもどうかと思いますが、黒酢によって含まれる様々なアミノ酸の比率も異なるでしょうから、本当に効果が期待できるかどうかはよく分からないと考えておいた方がいいでしょう。

また、必須アミノ酸は9種類バランス良く摂取しなければならないといわれていまして、最も低いアミノ酸の量しか取り込めないのです。

そのため、もし仮に黒酢以外全く何も食べない場合、黒酢には9種類のうち8種類だけ含まれていて1種類かけていますから、そうしますと、黒酢をどれだけ沢山飲んでも必須アミノ酸はゼロとなってしまいます。

従って、黒酢以外にもバランスのいい食事は必要なのです。

黒酢で血圧も安定

血圧安定作用は、黒酢が持っている数多くの効果・効能のなかでも最も大きな効能として期待されています。

高血圧な方に対して、血圧の上昇を抑制するACE(アンジオテンシン交感酵素)という物質が黒酢には含まれており、それが血圧抑制として身体に働きかけてくれるということなのです。

実際、高血圧の方が、黒酢を10週間摂取し続けたことで、血圧が下がったという報告も存在しています。

高血圧というのは、サイレントキラーとも呼ばれている恐ろしい病気で、特に自覚症状もありませんし(頭痛や耳鳴りなどはありますが)放っておくと、知らないうちにどんどん病気が進行していったり、合併症を発症したりします。脳卒中・心臓疾患・血管疾患・肝臓疾患・眼障害・急性症状・高尿酸血になってしまう可能性がありますので、自分の血圧を知っておくことは大切ですし、また早めに治療することが大切です。

その方法の1つとして、黒酢を長期間続けて摂取するのは、とても効果的だと言われています。

これらの説明を見ると、高血圧の方の血圧を下げることができるのであれば、低血圧な方は黒酢は摂取しない方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、これは、血圧の高い方だけに働きかける作用となっていますので、低血圧な方の血圧を更に下げるような働きはありませんので安心して下さい。

黒酢効果で血液サラサラ?

血液サラサラ効果というのは、黒酢に含まれている8種類の必須アミノ酸の働きによって期待される効果です。

このアミノ酸に、クエン酸を始めとした有機酸も豊富に含まれており、これら成分は、血中にある血栓(血の成分である血しょう板・フィブリンが血中にて何らかの物質とくっつき、大きくなったものが血管につまったもの)を取り除き、血液をサラサラにしてくれるという理屈です。

黒酢に含まれているアミノ酸が、血しょう板凝集抑制効果と、白血球粘着抑制効果の2つの効果を発揮させ、ドロドロになっていた血液成分が固まるのを防いでくれるのです。

このドロドロになっている血液は高脂血症と呼ぶのですが、その原因は、悪玉コレステロールと中性脂肪の存在です。肉類中心の食生活のせいで、体内の血液は、30代~40代で20%、50代以上になると60%がドロドロの血液になっているそうです。

血液がドロドロになっている状態を放っておくと、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・狭心症…などの病気を引き起こす可能性がありますね。

黒酢の抗酸化作用

抗酸化作用というのは、体内に存在する活性酸素を排除する働きのことです。

活性酸素というのは、活性化した酸素のことで、強い酸化力(サビさせる力)を持っています。皮を剥いたリンゴを放置しておくと、次第に実の部分の色が茶色く変色していきますよね?

これは、空気中に存在する酸素が酸化力を持っているから起こることなのですが、体内に存在する活性酸素のパワーは、そんな程度のものではありません。空気の数十倍は活性酸素の方が強力です。

本来、活性酸素は、身体の中に入ってきた刺激に対し、身体を守る存在です。決して、悪いことばかりをするものではないのです。代表的なものを挙げると、白血球などの免疫機能細胞が、体内に入った病原菌を捕まえた際、活性酸素を病原菌に吹きかけることで病原菌を消してしまうことができます。

肝臓でも、有害物質を解毒する際に、活性酸素の酸化力を使用します。つまり、必要な量であれば、身体のために必要なものですし、体内に存在する酵素によってすぐ分解されてしまうので、無害なんです。

しかし活性酸素は、通常の呼吸だけでなく、排気ガス・農薬・化学薬品・添加物・紫外線・ストレス・喫煙・暴飲暴食…などで簡単に発生するのです。活性酸素は大量発生した時が問題なんですね。大量発生した活性酸素が細胞を酸化させてしまうと、連鎖反応でその酸化が細胞に広がってしまい、細胞死をもたらしてしまうのです。

更に、活性酸素によって遺伝情報を担っているDNAが傷ついてしまうと、ガン細胞を生成してしまうことが研究で判っています。

他にも、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞などの原因にもなりますし、美容に関しても悪影響を及ぼしてしまうのです。そんな活性酸素を排出するために、人間は、抗酸化作用を持つ物質(抗酸化物質)を摂取する必要があります。穀物酢や米酢などにも強い抗酸化作用はありますが、そのなかでも黒酢は特に強い抗酸化作用を持っています。

血液サラサラに関しては、最近ではDHAにもそのような作用があることが確認されていますので。

黒酢の疲労回復効果

疲労回復というのは、黒酢には酢酸が含まれているのですが、この酢酸は、疲労の原因となっている血行不良を抑制したり、また乳酸を分解する作用を持っていると言われています。また、疲労回復の効果を高めるためには、黒酢と共に糖分を同時に摂取すると良いですよ。糖分と一緒に黒酢…というか、酢酸を摂取することにより、運動したことで消費されたグリコーゲンが再補充されるのです。更に、黒酢に含まれている酢酸やクエン酸は、血流を促す作用もあるため、肩こりや筋肉の疲労も取り除いてくれます。

黒酢の大腸ガン予防効果

大腸ガン予防は、ガンが発生するあらゆる段階にて抑制効果あると、研究報告があります。黒酢を長期的に摂取し続けることにより、大腸ガンの発生を抑えることが可能となるのです。「黒酢には、ヒトがん細胞に対する増殖抑制効果や、動物に対する大腸がん予防効果がある」と発表されたのは、2003年のことなのですが、当時はかなり大きなニュースとなりました。

この研究は、タマノイ酢株式会社が、京都大学の大東肇教授グループと、金沢医科大学の田中卓二教授グループの協力で行われていたもので、日本癌学会の研究成果として発表されたんですね。

ちなみに、この研究では、大腸ガン以外にも、乳ガン・肺ガンなどの様々なガンを抑制することができるこという結果も出ています。黒酢を飲まずに培養した方の増殖率がほぼ100%だったのに対し、黒酢を飲んで培養した方の増殖率はなんと10%以下まで抑えることができたのだそうです。

何故、このような作用があるかというと、黒酢に含まれているアポトーシスという働きが、ガン細胞を自ら自滅させる作用を持っているからなのです。人間の体内にある細胞には、このアポトーシスの働きのおかげで、新陳代謝が行われており、古い細胞が新しい細胞へと常に入れ替わっているのです。

しかし、ガン細胞は、こういった働きがないので、時間の経過と共に増殖を続けようとするのです。毎日、黒酢を飲むだけでそれを阻止することができるのであれば、これは飲んでおいた方が良さうですね。

ただ、長期に渡って黒酢を飲み続ける必要がありますので、3日坊主にならないよう、黒酢を飲むことを習慣づける必要があります。

黒酢のダイエット効果

ダイエット効果は、黒酢に含まれている豊富なアミノ酸、そしてクエン酸の成分によるものです。必須アミノ酸のなかでもBCAAと呼ばれているバリン・ロイシン・イソロイシンが特にダイエットに効果があると言われており、脂肪を燃焼させたり、筋肉を増強させる作用を持っているのです。

更にクエン酸にも、脂肪を燃焼させる働きを持っています。1日に30mlの黒酢を摂取し、その後、20分ほどの有酸素運動を行うと、最も脂肪が燃焼しやすくなります。もちろん、栄養バランスを心がけた食事をとり、暴飲暴食を避けるなどの努力は必要ですが、しかし空腹を我慢するわけではありませんし、そう難しくはありません。

30mlの黒酢と20分の運動を長期間続けることで、すぐにダイエットの効果を得ることはできませんが、しかしリバウンドのない、痩せやすい体質に変えてくれます。

寧ろ、短期間で体重を急激に落とした場合は、ほぼ間違いなくリバウンドしますし、また食事制限だけのダイエット方法だと、脂肪は落ちますが、同時に筋肉も落としてしまうので脂肪を燃焼しきれなくなり、痩せやすい身体にはなりません。

有酸素運動というのは、酸素を通常よりも多く取り込みながら行う運動のことで、エアロビクス・ウォーキング・ジョギング・水泳・サイクリングなどが該当します。

もし、運動する時間がない…という方で、通勤・通学に電車やバスを利用している方は、朝、黒酢を飲んで家を出て、1駅分だけ歩くだけでもかなり違ってくるでしょう。

また、黒酢に含まれているクエン酸は、便秘の解消にも大きく作用します。便秘はダイエットや美肌の天敵であり、また健康にとっても害しか与えません。

クエン酸は、腸内のぜん動運動を活性化させ、更に炭酸ガスの発生も促してくれますから、便意をもよおしやすくしてくれるのです。更に、腸内の善玉菌を増加させる効果のあるビタミンCの吸収をサポートする効果もありますよ。

黒酢の美肌効果

美肌効果も黒酢のアミノ酸の効果です。

このアミノ酸というのは、コラーゲンの主成分でもあり、美肌を目指すため、または美肌を維持するためには必要な成分です。コラーゲンは、身体の中で生成されていますが、20代前半をピークに、以降は加齢と共に生成量は減少していってしまうのです。

コラーゲンは、身体中の様々な場所に存在していますし、それぞれが重要な役割を担っています。各場所でもコラーゲンを使用し、そして肌の真皮層にもコラーゲンが必要ですから、肌でも使用する…となると、需要と供給のバランスが崩れてしまいます。

ですから、コラーゲンを意識して、摂取することが大切なんですね。スキンケア化粧品などにもコラーゲンを配合しているものは多くありますが、肌の外側からケアするだけでなく、口から摂取することで、身体の内側からもコラーゲンを与えることはとても重要なのです。

黒酢には、プロリン・アラニン・グリシン…といったアミノ酸が含まれているのですが、これらはコラーゲンの主成分となっていますが、コラーゲンの主成分としてだけにアミノ酸が必要なのではなく、アミノ酸自体も、新陳代謝を活性化させ、肌再生機能であるターンオーバー機能を正常に働かせる作用があります。ターンオーバーというのは、新しい肌細胞を基底層という部分で生成され、そして一定期間を置いて、徐々に肌の外側への細胞を変化させて移動していきます。

そして、最終的に一番外側(表皮)に辿り着くと、垢となって剥がれ落ちるんですね。このターンオーバーは28日周期で行われますが、ターンオーバーが正常に機能している肌は、シミやくすみ、ニキビなどの肌トラブルに悩むことがないと言っても過言ではないでしょう。色素沈着を起こしてシミとなってしまった肌も、ターンオーバーによって排出することができるわけですからね。肌に特に高い効果を得たい場合は、黒酢を就寝前に摂取することをオススメします。新陳代謝は夜の眠っている時間帯が一番活発に行われていますので、新陳代謝をサポートする意味でも、寝る前に飲むことをオススメします。

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